梅雨の大雨の中
連日の大雨で鳥を撮りにも出かけられずにいたら、
近くにツバメの巣があることに気づき、そこでの鳥見になりました。
二組のツバメの子育てを見ることができました。
まずは巣立ちまじかのヒナを育てている方からです。
巣から5羽のヒナがはみ出しています。
親鳥と比べても体の大きさは変わりません。食欲旺盛なヒナたちです。
お口を大きく開けて餌をねだります。親鳥は、
大きな口を開け口の中が真っ赤なヒナから餌を与えると、
大昔に聞いたことがあります。親鳥が捕らえ運んでくる餌を待つヒナドリです。
このぐらい大きくなるとフンもお尻を巣の外に向けて自分でします。
巣を清潔に保とうとします。
親鳥はこの大きなヒナに
朝早くから日没近くまで1日に何回餌を運ぶのでしょうか?
しかし親鳥は時折 巣立ちを促して餌を運ばない時もありました。
その親鳥です。
虫を口に頬張る雛鳥(右端)
なんども距離を取って巣立ちを促している親鳥です。
こちらは卵から孵って日の浅いヒナたち(多分生後1週間ぐらい?)です。
まだ目も開いていないようです。
お母さん?は餌を与えるだけでなく、
ヒナたちと一緒に一緒にいる時間をとっています。
親鳥は巣を清潔に保つため掃除をしたり、ヒナのフンを外に運んだりします。
まだ手のかかるヒナを育てます。
ツバメは、子育てが終わると集団のねぐらに集まり寝ます。
かなり昔ですが、野鳥の会で高槻の鵜殿まで
「ツバメのねぐら入り」を見に行ったことがあります。
日没とともに何百ものツバメが蚊柱を立て旋回しながら、
サーッと葦原に入っていく様は、圧巻でした。
今回ねぐら入りは行けないまでも、
ツバメの子育てを 大雨の梅雨時期に見られるのが嬉しいです。