花見 毛馬・淀川・与謝蕪村
4月5日
毛馬から淀川の河川敷へ
まるこらしいですが、いつもの様に桜を見ていてもすぐに先に行こう行こうとしていました。花見どころか写真も撮らせてくれません。河川敷の芝の上を走り回るのが好きで、今日はリードを外して好きに遊ばせました。クンクン匂いを嗅ぎまわっていました。
淀川の堤防には、与謝蕪村の石碑が建っていました。この毛馬が与謝蕪村の生誕の地です。石碑には、
「春風や堤長うして家遠し」
と彫られています。
蕪村と言えば有名な「菜の花や月は東に日は西に」と言う俳句をイメージしますが、この淀川毛馬の句も味わいのある句だなと思いました。
『春風』とあるのでこの句が詠まれたのは、ちょうど季節的に今頃の時期かと思います。蛇行する淀川の強い春風に吹かれ、船も堤を大外回り、なかなか家につけない!そんな のどかとも思える情景が浮かんできます。
蕪村の詠む句の本当の解釈は知りませんが、今日は教科書に出てくる江戸時代の蕪村と身近なところで出会い、花見とまるこに感謝です。